ドラクエのバトエンの歴史

バトエンの歴史

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ドラゴンクエスト バトエンの歴史
ドラゴンクエストのキャラクターを用いた鉛筆を転がして遊ぶことができる「バトルえんぴつ」通称バトエンは、20年という長い期間、発売され続けましたので
バトエンのイメージも世代によって違うと思います。
このページでは、簡単にバトエンの歴史をお伝えします。
期間で言うと、約20年。その間に遊び方やデザイン、その他キャップや消しゴム等も使い進化していきました。
順を追って紹介していきますね。

第1世代 バトルえんぴつ(1993年2月~1997年6月)

まず、第1世代のバトエン。
このサイトでは『初代バトエン』と呼ぶことにします。

この初代バトエンは、1993年2月~1997年6月に発売。ナンバリングされたセットが【1】~【37】まであります。全37作で鉛筆種類数は134種類あります。
(数え間違っていたらごめんなさい)
その他、キングバトルえんぴつや消しゴムも発売されました。
初代バトルえんぴつのバトエン

おもちゃ情報.net】というサイトでは1995年にバトル鉛筆が小学生を中心に大人気になった、と書いてありました。
ドラゴンクエストⅤが発売されたのが1992年9月、ドラゴンクエストⅥが発売されたのが1995年12月。ドラクエⅤ・Ⅵの発売時期に小学生なら初代バトエンを持っていた方は多いのではないでしょうか?
当時日本で生産されていた鉛筆の10%がバトエンだと言われ、鉛筆の本数でいうと5,400万本以上!凄い!

第2世代 ドラゴンクエストモンスターズバトエン(1998年11月~1999年7月)

第2世代は、1998年9月にゲームボーイでドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドが発売された後に1998年11月~1999年7月に『ドラゴンクエストモンスターズバトエン』として発売。
ナンバリングセット【1】~【18】まであるようです。
ドラゴンクエストモンスターズバトエン
この第2世代は情報が少なく、ネット上を探してもなかなか見つかりません。
また、ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリでもあまり見かけないバトエンです。

また、次の第3世代に入る前に2000年3月バトエンEX】が初代の復刻版として発売されました。

第3世代 バトエンG(2000年10月~2007年5月)

第3世代は、2000年10月~2007年5月に『バトエンG』(Gはジェネレーションの略)として発売。
第3世代バトエンGの鉛筆

ナンバリングセットは、なんと【1】~【100】まで発売された非常に長いシリーズです。バトエンGからダイスゾーンという新しい要素や道具などルールが追加されました。
(詳しくは[バトエンの遊び方]をチェックしてください。)
また鉛筆のデザインもキラキラ装飾のホロ仕上げが定番になりました。
バトエンGのキラキラ鉛筆
キラキラ鉛筆
時代背景としては、ドラゴンクエストⅦが発売されたのが2000年8月。2004年月にはドラゴンクエストⅧ発売。2006年12月にニンテンドーDSでドラゴンクエストモンスターズジョーカーが発売。ナンバリングタイトル以外にモンスターズ人気があった時代ですね。

新しい付加要素やデザインが一新しただけでなく、五角形の形をした「ペンタゴンバトエン」や鉛筆の長さが半分の「ハーフ鉛筆」も登場しました。
常に新しいアイデアを形にしていったシリーズです。

バトエンGでは、ナンバリングセット【1】~【100】のセット以外にも、プレミアムセット等の特別セットも発売されました。
バトエンGプレミアムセットの鉛筆
バトエンGプレミアムセットの鉛筆

第4世代 バトエンG HD(2007年6月~2010年5月)

第4世代は、2007年6月~2010年5月に『バトエンG HD』として発売。『バトエンG』が【100】まで発売されたので【001】からリスタートされました。
第4世代バトエンGHDの鉛筆
バトエンG HDから鉛筆頭部に品番が表記されています。
コレクターにとっては収集の際、整理しやすくなりました。
バトエンGHDの下部分のデザイン
バトエンG HDの下部分のデザイン
ナンバリングされたセットは、【001】~【058】まで発売されたのがネット上では確認できました。
またスターティングキット等プレミアムセットも出ています。
バトエンG HDはバトエンGから更にバージョンアップして必殺技やどくキャップなどが追加。
『HD』とは、何の略でしょうか?ネット上では調べても分かりませんでした。

第5世代 バトエンGP(2010年9月~2012年11月)

第5世代は、2010年9月~2012年11月に『バトエンGP』(GPはグランドパーティの略)として発売され、ナンバリングのセットは、【1】~【35】まで発売
第5世代バトエンGPの鉛筆

新たに[パーティバトル]という遊び方ができるようになりました。
2010年4月28日にドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2、
2011年3月31日に、新要素を追加した強化版ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナルが発売された時期なので、
バトエンGPのパーティバトルという遊び方は、モンスターズの影響を受けて生まれた新要素だと思います。
詳しくは【バトエンの遊び方】をチェックしてみてください。

第6世代 バトエンGX(2013年9月~2014年1月)

第6世代は、『バトエンGX』として、2013年9月~2014年1月に発売され、増え続けた付加要素が廃止され原点回帰を図りました。
ただ、残念ながら半年弱でリリースが止まってしまいました。
ナンバリングセットは、【1】~【5】まで発売されました。
なおナンバリングセットが発売される直前の2013年8月に20th記念セット完全復刻盤というセットも発売されたようです。
バトエンGXのバトル鉛筆

第7世代 ドラゴンクエスト10 (オンライン上の)バトエン

ドラゴンクエスト10ではオンライン上で『えんぴつの形をした魔法の玩具』としてバトエンができるようになっています。
残念ながらこのサイトでは、取り上げていませんのでご了承下さい。
世代によって慣れ親しんだ鉛筆も違うのではないでしょうか?
既に販売停止から年数が経っていますが、これから新発売される企画はあるのでしょうか?
これだけゲーム機やスマホが普及している時代に鉛筆を転がして遊ぶバトエンが少年達の間で流行すると思えないですが、ぜひとも復活してほしいものです。
いっそのこと、大人向けに作ってはどうでしょうか?高級路線で攻めるとか。

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